算数が3倍おいしくなるブログ
2017.09.10 / お役立ち学習情報

小学生の子供が思ったように勉強しない。怒るべき?

やった?と聞けば「やった」と言う。遅い時間まで起きてはいるけど、ノートを見ると進んでいない。
何度も言ってるんですがダメなんです!とある小学5年生のお母さん。

”しつけ”では怒ることが必要なときもありますが、勉強では慎重に。

怒られれば子供は、怒られないように対策します。怒られて目をキラキラ輝かせ、“そうだ、勉強しよう!”と目覚める小学生にはそうそうお目にかかれません。怒られるようなことは、隠れてするようになる。親御さんはお子さんをだんだん把握しにくくなってきます。やがて成長するにつれて、行動だけでなく、心まで隠すようになる。やる気あるの?と聞かれても気持ちを隠しているうちに、んーもう本人も自分の気持ちがわからない。

どうしていいかわからなくなったら、メモを100書き出してみる。

なぜ机に向かわないのか→友達と遊びたい→弟が横でゲームをする→寝る時間が遅い→ご飯を食べたら眠くなる→宿題の量にうんざり→やってもできない→なぜなぜなぜ?とことん小学生であるお子さまの身になりかわって想像して、まず50のメモを作ってみましょう。50個出たころには、見ているのに見えていなかったお子様の姿が現れてくるはずです。子供は遊びたい生き物です。その心を乗り越えるだけの、環境が整っているかどうか検証します。

次にお子様の「ほめポイント」を50書き出します。50個も見つからないわーとおっしゃらず…定規の使い方が上手、でもなんでもいいんです。とにかくまずは50。最後には、うちの子、割とやるじゃない…なんて気持ちになっているはず。そうしたら、見つけた小さな「ほめポイント」を言葉にしてほめてみましょう。心からおだててみましょう。

これは、向き合うことへの提案です。まずは相手を知る。「怒る」前に「知る」ことから何か見えてくればそれこそが解決への糸口です。

「間違えたくない」気持ちがストレスになっていた。

レッスンでときおり表情のない顔になる小学4年生の生徒さんがいました。なんだか無反応。疲れた?と聞いても、大丈夫と。やる気がないときのパターンには見えません。時間が長いかな?忙しいのかな?レッスンの短い時間では得られない情報を集めにお母さまとやりとりをしているうちに、この生徒さんは、「間違える」ことにとても臆病な子であることがわかってきました。「間違えたくない」と思うと、手も言葉も出せずに曖昧な受け答えをする。自信がないときに、笑顔が消えて、面白くなさそう…に見えるというパターンが見えてきました。

それからは、とにかくたくさん間違えなさい、と指導しました。そうすれば今できること以上のことを教えてもらえるよ。そして出来るようになったところは、絶賛「ほめポイント」です。この子はだんだんと堂々と自分の答えを言えるようになってきました。最初の間違いが多いほど、ほめポイントも増えていきますから。

もちろん必ずしも全員に当てはまる指導ではありません。間違えたってなんのその、食い散らかすように新しいものに進もうとする子には、振り返り、自分ができることを繰り返して力を定着させるように指導します。まず、相手を知る

怒るより、自信をつけさせること。

特に子供が「できない」ことに対して怒ってしまうのはもっとも危険です。このくらい出来てほしい、一度教えたことは覚えてほしい、という思いがあるとついイライラしてしまう気持ちはわかります。ですが、学力は気持ちで身につくもの。仕方なくやる勉強は吸収力がとても低く、苦痛になり、学習効率はほとんどあがりません。

お、昨日より1分長く机に向かった!よくやった!なんて、ほめポイントを探しだすと、子供だけでなく見守る大人の心にも余裕が出てきます。イラっとしたらだまされたと思って、100メモ書き出し、やってみてください。

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    大野奈津:モンテッソーリ教育、脳科学、心理学、快適な学習環境づくりの経験を総動員して、苦手意識克服、受験に向けてがんばる子供たちやご家族の目標をサポートしています。







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