算数が3倍おいしくなるブログ
2018.07.30 / What´s New!

夏休み初日!算数大会YEAH! 開催! 

川崎市今井小学校にて、「人生に役に立つ算数」大会開催!

7月21日。川崎市の小学校、猛暑の体育館、30組60人+αの小学生親子が寺子屋プロジェクト「人生に役立つ算数」大会に参加してくれました。いやはやエアコンがない中、扇風機を手配していただきましたが、焼け石に熱風!それでも開始前から走り回る子供たち…💦いったい…。算数も一生懸命頭を使って頑張りました。事故がなくて何よりでしたm__m。

しかし!無学年に向けた算数レッスン😿。なかなかチューター泣かせです。1~6年生が同じ問題をやり、しかも楽しんでもらわなければなりません😿💦

というわけでこんなんやってみました。

それぞれの正方形の一辺の長さを求めてみましょう。

大中小3つの正方形がぴったりとくっついて並んでいます。図のヒントを使って、大中小一辺の長さを求めなさい。
あ、そこのお父さん、お母さん、xを使っちゃいけませんよ!(ぎくっ)

算数問題1

この問題、どこかで見たことがある方もいるかもしれませんね。そこではおそらく線分図での解法が紹介されていたと思います。でも今日は1年生もいますからね~💦知識で解くわけにはいかない。そこで、こんな解法でやってみました!

ヒントです。

大きな正方形をあと二つ、大きな正方形の両側にぴったりと並べてみてください。

さて…何か見えてきましたか?

算数問題1のヒント

“!!!”

見えましたね笑(*解説は下方に)。xの使い方を知らなくても、線分図を習っていなくても、1年生でも解けるから算数は面白い。算数の解法はひとつとは限らないから自分の力で開拓するのが楽しい。

≫ 図形問題を苦手にしないための家庭学習のコツ

見方を変えると、見えているのに見えてなかったことが現れる。

まさに人生と同じですね。見えている情報だけで行き詰まってしまったら、発想を変えてみる。頭がやわらかいうちに、暗記ではなく本質的な理解にこだわって算数を勉強していくと、い色々な角度でものごとを見るセンスが育ちます。なによりも算数の面白さを実感することができますね。

大会では、レゴを使って脳トレをしたり、ノートの書き方指南をしたり…親御さん向けには“学び対話”での指導法の極意、”自信をもつ力”を育てる指導法もご紹介いたしました。ご家庭での学習に少しでもお役に立てれば幸いです。

キーパーソン21寺子屋プロジェクトのみなさま、ありがとうございました!

会場の子供たちの面倒をみているうちに、マイクとパソコンのまわりに、男子たちがむらがり…💦想定外の珍事あり、課題も見つかり、汗だくで着替えとリポビタンDでファイト一発な大会でしたが、楽しくやらせていただきました。
この機会とご縁をくださったキーパーソン21寺子屋プロジェクトのスタッフの皆様、大変お世話になりました。またもっともっと面白い企画をねって、算数と学びの面白さを伝えていきたいと思います!

*解説:加えた2つの正方形の底辺に長さが3cmと8cmの部分が現れます。すると大きい正方形3つ分の底辺の長さが25+3+8=36cm、1つ分は36÷3=12cmとわかります。中と小は、それぞれ3cmと8cmを引けばいいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!算数学習を楽しんでいただくヒントになれば幸いです。

チャ先生
なつ先生

大野奈津:モンテッソーリ教育、脳科学、心理学、快適な学習環境づくりの経験を総動員して、苦手意識克服、受験に向けてがんばる子供たちやご家族の目標をサポートしています。







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